vol.2「わたしがわたしをご機嫌にする方法」
6 Photos女優・カメラマンとして活動する彩雪が、日常で見つけたドキドキを写真を通してお届けする連載がスタート。2回目は「わたしがわたしをご機嫌にする方法」です。
vol.2「わたしがわたしをご機嫌にする方法」
6 Photos女優・カメラマンとして活動する彩雪が、日常で見つけたドキドキを写真を通してお届けする連載がスタート。2回目は「わたしがわたしをご機嫌にする方法」です。
きっと誰もがそうだと思うが、ポジティブな感情を抱いている時間を最大限に増やしたい。
それを叶えるために自分はどうしたらご機嫌になるのか把握しておきたい。
わたしがわたしをご機嫌にする方法の一つが散歩だ。
カメラを持ち歩いていると、散歩をするのが楽しくてしょうがなくなる。
わたしは11月、出張でいろんな県に行ったけれど、結局撮ったもので気に入ったものは本当にそこらへんを見渡せば目に入るような風景だった。日常の中の小さな異変に気付くと、なんとなく得した気分になるから好きだ。
天気が良い日のお昼、あまり人がいない時間帯の電車に乗っているとなぜかちょっと気分が上がるのはわたしだけではないはず。
わたしが聞いてきた中で1番好きだった遅刻の言い訳は、いつも10分前行動の友達が言った「読んでいた本が面白くて電車乗り過ごしたごめん」です。
新幹線の窓から人生で初めて見る街 。
新幹線の窓から景色を見ていると、普段考えもしないことを考える。たくさんのわたしの知らない街があってそこにもたくさんの人がいてそれぞれの人生がある 。
わたしが日本で生まれて今東京にいて、これまで出会った人たちのことを確率的に考えると、本当にすべてが奇跡に思えてなんだかあったかい気持ちになった。と、同時にもっといろんな場所に行ってみたいとも思った。
クリスマスツリーをいたるところで見かけるようになった。
1ヶ月も前だし気が早すぎないか?って思ったけど冬はお花が道端に咲いてないし、街が明るくなっていいね。わたし的冬のイメージカラーは赤色。
いつも普通に歩いてたら絶対に気にしないけど 、久しぶりに写真撮ろうって思って歩いてたら、身の回りにあるものが本当に面白く見えた。
これは手すりから見えた道行く車 。
赤色と黄色の車がちょうどきて空気読んでくれてるなあと思った。
三角四角丸三角 。
これだけ標識が連なってるのってよくあるのかな?
普段はあんまり意識してなかったから見つけたとき胸が高鳴った。
上を向いて歩くといいことあるなあ。
来週はどんな風景に出会えるかな 。
撮影・文 彩雪