vol.18「5日間のファスティングに挑戦しました」
6 Photos女優・カメラマンとして活動する彩雪が、日常で見つけたドキドキを写真を通してお届けする連載、18回目は「5日間のファスティングに挑戦しました」です。
vol.18「5日間のファスティングに挑戦しました」
6 Photos女優・カメラマンとして活動する彩雪が、日常で見つけたドキドキを写真を通してお届けする連載、18回目は「5日間のファスティングに挑戦しました」です。
最近、実は5日間のファスティング(断食)をして、身体も心もスッキリしました!という思いっきりプライベートな報告から失礼します。
ずっとファスティングには興味があって、人生で一度は経験してみたいことの一つでした。
調べていると「はじめの2、3日までは辛いけど乗り越えた時にものすごい心身の変化が待っている」みたいなことがたくさん出てくる!
一回その自分の思考まで変えさせられるような感覚を体験してみたくなったのがはじまりです。 しっかりネット上の情報に踊らされています(笑)
わたしは指導してくれる方の元で行ったので、ファスティングするときは念入りに調べてくださいね!
(※編集部注・ファスティングを行う場合は専門コーチなどの専門家に必ず指導を受けましょう)
今回の記事はなぜこのことから話が始まったかというと、とにかくファスティング中は携帯も触りたくないくらいナチュラルに生きていた感じがしたから。
でも仕事をするには携帯もパソコンも必要だし、ということで開くと、SNSを見ることも全くなくみるみる仕事が捗って、最高でした。
ふと良いアイディアがポンッと思いついたり、素敵な光景が頭に浮かんだりみたいな、とにかく今までにはない経験をしました。
この期間中にお花を一輪いただきました。
いつもお花をいただくと、枯れる前に写真に残しておきたくて、でも普通に持って撮るのも嫌で、、、とあまのじゃくになります。
どうやって撮ろうかってアイディアが欲しくてTumblrを漁ったりしていると結構な時間が過ぎたりします。
でもこのお花をいただいて家に帰ったとき、すぐに絵が思い浮かびました。
それがこちらです。
わたしはこの日に撮った写真がとっても好き!
このお花をくれた人は、とても正直であたたかくて愛の溢れる子だったから、わたしの好きな空と写したいと思ったし、光を浴びられるように窓際にいてほしいと思ったし、敬意を込めてわたしからもこの愛を写真に残しておこうと思いました。
『この世のもっとも純粋な喜びは、他人の喜びをみることだ。』 という三島由紀夫さんの言葉が脳内に浮かび上がりました。
こうやって、人のことを想ってなにか贈り物を選んだり形に残したりする時間というのは本当に尊いものだなと思います。
わたしは成人式の前撮りなども撮ったことがありますが、その時の写真はいつも撮っている写真とはまた違って、心の底からあたたかい、間違いなく感情の混じったものだったなって思い出しました。
この文章もスラスラと書けていて、人生で一回やってみたかったことが実現できたからか、人間レベルが1つアップした気がして最近はとっても上機嫌です。
これがファスティングの効果かどうかなんて実際のところ誰にもわからないけれど、わたしがわたしに少しの自信を追加できたので大満足でした!
そして、また新しい気持ちで写真を撮るということに向き合えそうです。
(おまけ)
これは回復食といわれるものを食べる期間を終えて食べたおにぎり。
幸せでしかなかったです!!!
撮影・文 彩雪