日本馬が3競走制覇/香港国際競走2019
64 Photos12月8日、香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走。最初の香港ヴァーズ(G1:芝2,400m)は、J・モレイラ騎乗のグローリーヴェイズ(牡4:美浦・尾関知人厩舎)が優勝。G1初優勝を成し遂げた。2着はラッキーライラックが入り、日本馬のワンツーフィニッシュとなった。
続く香港スプリント(G1:芝1,200m)は地元ビートザクロックが制覇。
そして香港マイル(G1:芝1,600m)はC・スミヨン騎乗のアドマイヤマーズ(牡3:栗東・友道康夫厩舎)が優勝。
最後の香港カップ(G1:芝2,000m)はウインブライト(牡5:美浦・畠山吉宏厩舎)が制覇し、3競走を日本馬が制する歴史的一日となった。
日本馬が3競走制覇/香港国際競走2019
64 Photos12月8日、香港・シャティン競馬場で行われた香港国際競走。最初の香港ヴァーズ(G1:芝2,400m)は、J・モレイラ騎乗のグローリーヴェイズ(牡4:美浦・尾関知人厩舎)が優勝。G1初優勝を成し遂げた。2着はラッキーライラックが入り、日本馬のワンツーフィニッシュとなった。
続く香港スプリント(G1:芝1,200m)は地元ビートザクロックが制覇。
そして香港マイル(G1:芝1,600m)はC・スミヨン騎乗のアドマイヤマーズ(牡3:栗東・友道康夫厩舎)が優勝。
最後の香港カップ(G1:芝2,000m)はウインブライト(牡5:美浦・畠山吉宏厩舎)が制覇し、3競走を日本馬が制する歴史的一日となった。
香港情勢により一時は開催も危ぶまれたが、無事に開催当日の朝を迎えた香港国際競走2019
デモなど様々な影響があるのか、入場者は例年よりも少ない印象
雲ひとつない快晴の下、競馬が行われた
日本人がお土産としても購入するレーシングプログラム。案内所でも購入できるが、こちらはオクトパスカード(ICカード)で購入できる自販機内に。一冊15HKドル
2レース終了後、パドックでは香港国際競走4レースに騎乗する騎手紹介が行われた
日本でもいまやお馴染みのジョッキーが顔を揃える
出場騎手全員でのフォトセッション
【4R香港ヴァーズ】日本からはグローリーヴェイズ、ラッキーライラック、ディアドラが出走。
4コーナー奥からのスタート
1周目、日本のグローリーヴェイズは中団馬群の埒沿いを、ラッキーライラックはその後ろ。ディアドラは後方を進む
最後の直線、グローリーヴェイズが直線半ばで内目から抜け出し差を広げる
2着に3馬身差をつけてG1初制覇を飾ったグローリーヴェイズ
2着ラッキーライラック(左)、4着にディアドラ(右)が入線した
観衆に向かってポーズをとるグローリーヴェイズ鞍上J・モレイラ騎手
カメラマンにも幾度となくポーズと目線を向けるモレイラ騎手
グローリーヴェイズの顔を撫でて労うモレイラ騎手
同馬にとって初G1が海外制覇となったグローリーヴェイズ。また生産牧場のレイクヴィラファームは、2011年開場後初のG1制覇となった
グローリーヴェイズ出資者と関係者の口取り撮影
表彰式記念撮影
勝利騎手インタビューを受ける、モレイラ騎手
優勝カップを持って記念撮影に応じる関係者
【5R香港スプリント】日本からはダノンスマッシュが参戦。
大外から差してきた地元香港馬ビートザクロック(右1)
僅差を制したビートザクロック(1)
ファンに向かって手を上げるJ・モレイラ騎手
L・デットーリ騎手が騎乗したダノンスマッシュはスタートのタイミングが合わず、後方の位置取りとなり8着に終わった
地元馬ビートザクロックに抱き付く、香港ヴァーズと連勝したモレイラ騎手
勝利したビートザクロックの口取り
2013年に日本のロードカナロアが勝って以来、香港馬の勝利が続いている香港スプリント
【7R香港マイル】インディチャンプ、ペルシアンナイト、アドマイヤマーズ、ノームコアと日本馬が4頭出走した香港マイル。
3連覇を狙う香港馬ビューティージェネレーションと、インディチャンプが1番人気を分け合う
直線半ばまで4・5頭が並び、どの馬が抜けだすかという中、アドマイヤマーズが力強く抜け出す
そして外から差してくるワイクク(右)をアドマイヤマーズ(左)が半馬身抑えてゴール
関係者にポーズをとるスミヨン騎手
涙を拭う友道康夫調教師
観衆に鞭を投げ入れるスミヨン騎手
現地1番人気に推されたインディチャンプは道中思うようなポジションが取れなく、7着に敗れた
インディチャンプと共に1番人気に推された、香港スプリント2連覇中の香港馬ビューティージェネレーションは3着
ペルシアンナイトは5着敗退
ノームコアは中団外目の位置取りから、最後の直線外を伸びてくるも4着に終わった
報道陣に向かってガッツポーズを作るスミヨン騎手。スミヨン騎手は左腰に喪章をつけてこのレースに挑んでいた
アドマイヤマーズ関係者口取り撮影
記念品を掲げるスミヨン騎手
表彰式記念撮影
優勝カップを前に撮影に応じる関係者。先日亡くなった近藤オーナーに捧げる勝利となった
【8R香港カップ】
アーモンドアイが出国直前に回避となり、混戦が予想された香港カップ。多くの観衆が見つめる前からのスタート。大外8番枠のウインブライトはやや出負け
中団外目を回り1コーナーへ
最後の直線、内に切れ込んだウインブライトが先頭へ
(追記:のちにこの内への斜行が不注意騎乗として、香港ジョッキークラブ裁決委員から18日から29日までの騎乗停止処分を受け、JRAでも同期間の騎乗停止処分となった)
必死に追う松岡正海騎手
松岡正海騎手の手綱に応えるウインブライト
内から迫ったマジックワンドをわずかに凌ぎ優勝
観客に向かって高らかにガッツポーズをする松岡正海騎手
夕日を受けるウインブライト
ウインブライト関係者のみでの口取り撮影
出資者と関係者口取り撮影
口取り撮影が終わり下馬した松岡正海騎手。この日一番の笑顔で走り向かった先は・・・
ウインレーシングクラブ代表に抱き付く松岡正海騎手
記念品を掲げる松岡正海騎手
ロンジンアンバサダー・オブ・エレガンスのアーロン・クック氏(右)とロンジン腕時計を持ち、記念撮影をする松岡正海騎手(左)
表彰式記念撮影
勝利騎手・調教師インタビューに応じる、笑顔の畠山吉宏調教師(左)と松岡正海騎手(右)
2001年以来18年ぶりに3競走を制した日本馬。(左から)グローリーヴェイズ、ウインブライト、アドマイヤマーズ。日本競馬にとって歴史的な1日となった