ワールドプレミアがG1・2勝目/天皇賞・春
27 Photos5月2日、京都競馬場改修工事の為27年ぶりに阪神競馬場で行われたG1第163回天皇賞・春(芝・外→内3,200m)は、3番人気で福永祐一騎手騎乗のワールドプレミア(牡5:栗東・友道康夫厩舎)が最後の直線外から鮮やかに差し切って優勝。2019年菊花賞以来のG12勝目となり、また鞍上の福永祐一騎手は18度目での天皇賞・春初制覇となった。
2着は1番人気に推された和田竜二騎手騎乗のディープボンド。そしてカレンブーケドールが牝馬としては春の天皇賞66年振りとなる3着に入った。
なお2番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のアリストテレスは4着だった。
ワールドプレミアがG1・2勝目/天皇賞・春
27 Photos5月2日、京都競馬場改修工事の為27年ぶりに阪神競馬場で行われたG1第163回天皇賞・春(芝・外→内3,200m)は、3番人気で福永祐一騎手騎乗のワールドプレミア(牡5:栗東・友道康夫厩舎)が最後の直線外から鮮やかに差し切って優勝。2019年菊花賞以来のG12勝目となり、また鞍上の福永祐一騎手は18度目での天皇賞・春初制覇となった。
2着は1番人気に推された和田竜二騎手騎乗のディープボンド。そしてカレンブーケドールが牝馬としては春の天皇賞66年振りとなる3着に入った。
なお2番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のアリストテレスは4着だった。

京都競馬場改修工事の為、27年ぶりに阪神競馬場で行われた天皇賞・春。しかしながら4月25日から兵庫県にも出された3度目の緊急事態宣言により、今年も無観客での開催となった

4月25日より無観客での開催となった阪神競馬場

静まり返ったスタンドの下、第163回天皇賞・春のパドック周回が行われた

27年振りに阪神競馬場で行われるゴール板と、外周り→内回りで初めて行われる3200メートルの天皇賞・春

1周目のスタンド前を進む17頭

ディアスティマが先頭に立ち、1周目のゴール板前を通過する各馬

先に抜け出したカレンブーケドール(左・黒帽)にディープボンド(中・緑帽)とその外ワールドプレミア(白帽)が交わしにかかる

無観客のスタンドをバックにワールドプレミアが外からディープボンドを交わす(JRA提供)

ディープボンドの外からワールドプレミアが交わしにかかる



3/4馬身差を付け優勝したワールドプレミアと鞍上福永祐一騎手


福永祐一騎手は春の天皇賞18度目にして初制覇となった

引き上げてくる際ワールドプレミアの首すじを撫でる福永祐一騎手

検量前に向かう際、一瞬笑顔を見せた福永祐一騎手


前走の阪神大賞典では2着に5馬身差を付け勝利し、1番人気に推された和田竜二騎手騎乗のディープボンドは2着惜敗


68年振りの春の天皇賞制覇に挑んだ4番人気のカレンブーケドールは3着

3着でも牝馬としては66年振りの記録となったカレンブーケドールと鞍上戸崎圭太騎手

2番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のアリストテレスは4着に敗れた

勝利騎手インタビューに応じる福永祐一騎手。
「全馬、死力を尽くしたいい競馬。最後は皆、脚が上がっているような中で抜けてきてくれた。ワールドプレミアは非常に強かった。天皇賞という非常に格式高いレースを勝つことができ、非常に光栄で誇りに思います」

報道陣のインタビューに応じる、ワールドプレミアを管理する友道康夫調教師(現場代表撮影)

口取りも表彰式も取りやめとなり、検量前でクールダウンを行うワールドプレミア

【競走馬プロフィール】
ワールドプレミア(牡5:栗東・友道康夫厩舎)
父:ディープインパクト
母:マンデラ(母父:Acatenango)
馬主:大塚亮一氏
2016年2月1日生まれ
生産牧場:ノーザンファーム(北海道安平町)
馬名意味:世界規模での上映会を目指して
主な勝ち鞍:2019年菊花賞(GⅠ)

最終レース終了後、ターフビジョン後方には虹が現れた。翌週からは中京競馬場で開催が行われる