3歳馬イクイノックスが戴冠 天皇賞(秋)
17 Photos10月30日、東京競馬場ではGⅠ第166回天皇賞・秋(芝2000m)が行われ、1番人気の3歳馬イクイノックス(牡3:美浦・木村哲也厩舎)が逃げ粘るパンサラッサをゴール前で捕らえ、初のGⅠ勝利。春クラシック連続2着の鬱憤を晴らした。
5戦目での天皇賞制覇は史上最速。鞍上のクリフトフ・ルメール騎手は今季GⅠ初勝利を挙げ、昨年のホープフルSから続くGⅠ・1番人気馬16連敗の記録を止めた。
3歳馬イクイノックスが戴冠 天皇賞(秋)
17 Photos10月30日、東京競馬場ではGⅠ第166回天皇賞・秋(芝2000m)が行われ、1番人気の3歳馬イクイノックス(牡3:美浦・木村哲也厩舎)が逃げ粘るパンサラッサをゴール前で捕らえ、初のGⅠ勝利。春クラシック連続2着の鬱憤を晴らした。
5戦目での天皇賞制覇は史上最速。鞍上のクリフトフ・ルメール騎手は今季GⅠ初勝利を挙げ、昨年のホープフルSから続くGⅠ・1番人気馬16連敗の記録を止めた。
6万2958人と昨年から6倍の入場者数となった東京競馬場
パンサラッサが予想通りペースを握り、前半1000m通過57秒4の単騎の大逃げに場内が沸く
直線に入っても後続馬に10馬身以上の差をつけて逃げるパンサラッサ
内からはダノンベルーガ、外からはジャックドールが脚を伸ばすが、さらに外からイクイノックスが襲いかかる
ゴール前32秒7の最速の上がりできっちり差し切ったイクイノックス
昨年のエフフォーリアに続き、3歳馬が優勝
C・ルメール騎手は今年初のGⅠ勝利
昨年のホープフルステークスから続く、GⅠ1番人気の連敗記録を16でストップ
久しぶりに多くの観客の入った競馬場を大いに沸かせるも、悔しそうな表情で検量室に戻ってきた2着のパンサラッサ鞍上、吉田豊騎手
4着に敗れたジャックドールと鞍上の藤岡佑介騎手
2番人気に推されるも5着に敗れた昨年のダービー馬シャフリヤールと、未だ東京の重賞勝ちがないC・デムーロ騎手
木村哲也調教師と喜びを分かち合うC・ルメール騎手
アーモンドアイ以来、2度目の天皇盾を下賜された米本昌史シルクレーシング代表
笑顔で報道陣の撮影に収まるC・ルメール騎手
【競走馬プロフィール】
イクイノックス(牡3:美浦・木村哲也厩舎)
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ(母父:キングヘイロー)
馬主:(有)シルクレーシング
2019年3月23日生まれ
生産牧場:ノーザンファーム(北海道安平町)
馬名意味:昼と夜の長さがほぼ等しくなる時
主な戦績:2021年東京スポーツ杯2歳S(GⅢ)、2022年皐月賞(GⅠ)2着、2022東京優駿(GⅠ)2着