~猫の里親になるには?~第3回
9 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回は、里親になるには?のお話です。
~猫の里親になるには?~第3回
9 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回は、里親になるには?のお話です。
保護猫カフェのいい所はなんと言っても猫たちが普段生活している場所で、その子その子の個性を見たり、ご自身との相性を見たり出来ること。
そのため里親希望者さんには何度かお店に通って、この先ずっと一緒に家族として暮らしたいと思える猫さんと出会っていただきたいなと願っています。
一人っ子気質の子、猫が好きな子、人に甘えたい子、あまり構われたくない子。
ご自身のライフスタイルも考慮しつつ、この子と気が合いそう!と思う猫さんを見つけてください。
さて、いざこの子と暮らしたい!と心が決まったら。
里親さんの譲渡条件はお店によって異なるので、たまゆらでのお話をさせていただきます。
いろいろ細かいことはあるのですが、絶対条件はペット可物件であること。
そして終生飼育と完全室内飼い、窓や玄関などに脱走対策をしていただくことです。
よく聞かれるのが、単身者でも譲渡可能ですか?や、猫と暮らすのは初めてなのですが…ということ。
どちらも、もちろん大丈夫です。
たまゆらの里親さんには単身者の方も多いのですが、卒業生たちみんなとても大事にしてもらって幸せに楽しく暮らしています。
とはいえ、どんな方でも猫さんを迎えられるかと言ったら正直そうではありません。
こちらからお渡しする里親希望アンケートにご記入いただき、それを元に猫を迎えるということの覚悟のほどを色々お尋ねします。
保護猫カフェにいる猫たちは、ここに来るまでに大変な思いをして生き延びて来た子ばかり。
今度こそ絶対に幸せになって欲しい、それが保護活動に関わっている人(遊びに来てくださるお客様も!)全ての願いなのです。
お話し合いを経て猫さんを迎えることが決まったら準備を整えていただき、いざ猫さんのお引越しです。
2週間前後のトライアル期間で、この先一緒に暮らしていくのが難しいほどの問題がないかを確かめて、正式譲渡となります。
トライアル中は必ず猫さんの様子をご連絡いただくことになっていますが、正式譲渡後も折に触れてご連絡をくださる里親さんは多く、卒業生が楽しく暮らしている様子を拝見する時がこの活動での一番幸せな瞬間です。
次回からはたまゆらニャンズの日常や猫に関する豆知識などをお届けしていきます。
文・今場奈々子(たまゆら店長)
保護猫カフェたまゆら
営業時間
平日 13時~16時 17時~20時
土日祝 13時~19時(最終受付はクローズ40分前)
定休日:毎週火曜
東京都中央区日本橋人形町2-7-2 大江戸アクセス3階
TEL:070-8509-5639