ホテルたまゆら~第17回~
13 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回はたまゆらのホテル利用についてのお話です。
ホテルたまゆら~第17回~
13 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回はたまゆらのホテル利用についてのお話です。
猫さんをお迎えしたいけど、出張が多かったり旅行に行けなくなってしまうのではという心配から躊躇されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たまゆらにはメインのフロアのほかにバックルームがあり、普段は体調を崩してしまった子や相性が合わない猫同士の隔離だったり、たまゆらに来たばかりの猫さんがまず始めに暮らしたりするのに使っています。
さらにもう一つ、里親さんの元で暮らす卒業生限定のペットホテルとしてもご利用いただけます。
たまゆらから猫さんを迎えてくださった方へのアフターサービスとして、出張や旅行などでお家を開ける際にたまゆらでお預かりしているのです(有料)。
バックルームでフリーに過ごしてもらえるのでケージタイプのペットホテルよりゆったり過ごしていただけますし、元々たまゆらにいた子なのでお部屋の中の配置もその子の好みに合わせられます。
黒猫コンビのスミちゃん、ノワールくんがお泊りに来た時は、あまり上の方には行かないふたりの為に、いつも上に置いているソファを下ろして寛いでもらいました。
怖がりのユメちゃんがお泊まりに来た際には、ケージに目隠しをして落ち着けるようにしてみたり。
ごはんは一日三回。食欲に合わせてメニューを変えたりもしています。
里親さんの希望があれば、たまゆら時代のその子を知っているお客様に遊んでいただくことも。ちゃたくん大はしゃぎです。
スミちゃんノワールくんはたまゆら時代お世話になったお客様と再開してべったり甘えていました。
お留守のお家に伺ってのシッティングも状況が許せば承っていますが、ホテル利用の方が断然遊ぶ時間は長くなります。
環境の変化に動じなくて人が大好きな猫さんなら、ホテルはむしろ楽しいかもしれません。
中には、多分いろんな猫の匂いがするせいでずっと一緒のお家で暮らしたていたはずの相棒を忘れてシャーしてしまうホッピーくんのような子もいるので、そういった場合は次回からシッティングをおすすめしています。
お留守番の心配がネックで猫さんのお迎えを迷われている方には、こういうシステムのある保護猫カフェもあるということを知っていただけたら嬉しく思います。
文・今場奈々子(たまゆら店長)
保護猫カフェたまゆら
営業時間
平日 13時~16時 17時~20時
土日祝 13時~19時(最終受付はクローズ40分前)
定休日:毎週火曜
東京都中央区日本橋人形町2-7-2 大江戸アクセス3階
TEL:070-8509-5639