可愛いものがいっぱいでどんどん増えてしまう猫ベッド。

猫さんは自分で自分のお気に入りの場所を選ぶので、猫ベッドを用意してあげても残念ながら使ってくれるとは限りません。

それでも、やはり猫さんにとって自分専用の場所があるというのは良いことだなと私は思うのです。

用意した上で、ソファや人間のベッドがお気に入りならそれはそれで微笑ましいですが、案外猫ベッドを置く場所を変えたら使うようになってくれたり、それまで見向きもしなかったのに急にブームが来たりもするので、置いてすぐ使ってくれなくても気長に待ってみてください。

たとえ２ニャンでお迎えしたとしても、人とおもちゃで遊ぶ時間はとっても大切です。

猫さんの運動としてだけでなく、コミュニケーションの時間でもあります。

猫さんの好みだけでなく、それを動かす人が扱いやすい、自分が得意だと思うおもちゃを選んでください。

棒タイプ、紐タイプなどいろいろありますよ。

おもちゃを飲み込んでしまう猫さんもいるので、遊ばないときは猫さんの手の届かないところにしまうようご注意ください。

みんにゃ大好きおやつ。

基本的には「総合栄養食」と書かれたフードだけあげていれば、おやつは必要ないという獣医さんもいらっしゃいます。

私も日常的にあげることはしていませんが、主に投薬の時などにおやつが活躍します。

おやつの中に薬を忍ばせたり、お薬のあとにご褒美としてあげたり。

楽しくない投薬タイムがお楽しみタイムになればとても良いなと思うのですが、薬によってはおやつと一緒にあげてはいけないものもあるので、獣医さんにご確認くださいね。

好きな子もいれば苦手な子もいるブラッシング。

でもコミュニケーションとしてだけでなく、猫さんの健康のためにも出来るだけ毎日してあげましょう。

いろいろな種類がありますので、ひとつ使って嫌がられても諦めずに他の種類も試してみてください。

梳かし方も、優しめにしてみたりゆっくり目にしてみたり、猫さんの喜ぶブラッシング加減があるはず。

そしてどうしてもブラッシングが苦手な子の場合には無理強いせず、ほんの短時間で切り上げる事が大事です。

おそらく一緒に暮らすうえで猫さんが一番嫌がるのが爪切りではないでしょうか。

猫さんのタイプによって、一気に全部切る方が良い子がいたり、一回に数本ずつ切る方が良い子がいたりするので、お家の猫さんの性格に合わせて工夫してみてください。

そして嫌なことはサッと終わらせる方が良いですよね。

爪切りも、ハサミ型やギロチン型などいろいろあります。

ご自分が使いやすいものを選ぶと猫さんの嫌な時間を減らすことが出来ると思います。

歯磨きも出来れば家でしたいもの。

歯磨きをするかしないかで寿命が２～３年変わるという話も聞いたことがあります。

一番理想的なのは歯ブラシ型のもの。

それが難しければ歯磨きシートを。

いきなり歯磨きをするのは人にとっても猫にとってもハードルが高いかと思います。まずはスキンシップしながら口の周りを触ってみて、触れられる事に慣れさせると良いでしょう。

それでもどうしても無理な猫さんには、歯磨きスナックもあります。これでも何もしないよりはマシかなと思ってたまゆらでも皆にあげています。

今回ご紹介したものは、優先度の高いものからそうでもないものまで様々。

でも猫さんと暮らす上でぜひ用意していただきたいなと思うものばかりです。

準備万端整えて猫さんをお迎えしてあげてくださいね。

文・今場奈々子（たまゆら店長）

保護猫カフェたまゆら
営業時間
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土日祝　13時～19時（最終受付はクローズ40分前)
定休日：毎週火曜

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