またまた新ニャン来ました~第48回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回はさらに増えたたまゆらニャンズのお話です。
またまた新ニャン来ました~第48回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回はさらに増えたたまゆらニャンズのお話です。
1月に新しい猫さんが来たばかりですが、2月14日にまた6ニャンの仲間が増えました。
たまゆらの定員をオーバーしているのは、保護主さんのシェルターに空きを作って1匹でも多くの猫さんを御蔵島から新たに連れてくるため。
猫たちの主食となるオオミズナギドリが島に戻ってくると捕獲が格段に難しくなることから、短期間で集中して猫さんを連れてくる必要があるのです。
今回来たのは男の子4匹と、女の子2匹。
前回もそうだったのですが、痩せている子が多く森の暮らしでの冬の過酷さが垣間見えます。
驚いたのが、6匹中5匹があっという間に人慣れした事。
もしかしたらそれまでの暮らしがとても大変で、毎日暖かいお部屋でごはんの出てくる生活がよほど快適なのかもしれません。
狩りのためでなく、ただ楽しみのためだけにおもちゃを追いかける経験も恐らくしたことがないでしょう。
男子4匹はとても仲良し。
みんなでヒーター前で大きな猫団子を作る様がまるで小学生男子が修学旅行で雑魚寝をしているようで、いつ見ても笑ってしまいます。
女子のふたりは警戒心強め。
まだ1歳くらいのナナちゃんはおもちゃを出すとすぐに寄ってきて、そのまま撫でられ好きに変わりました。
遊びながら人にぴったりくっ付いてナデナデを要求するというなんとも可愛らしい甘え方をします。
ヒナツルちゃんもごはんの時は近くまで来るようになって、なかなか良い感じです。
先日はおもちゃで遊ぶ姿を見せてくれましたが、おもちゃに怒りながら追いかけるという今までにない個性的な遊び方をしていました。
早く皆さまにお見せしたい!
新ニャンズのうち4匹は早くもフロアデビューしています。
ここでも小学生男子たちは驚異の早さで場所慣れをし、翌日にはもうずっとここに居たかのように寛いでいました。
なんとも頼もしい面々です。
ピューマくんは遊び方がとってもワイルド。
狭いバックルームではあちこちに激突してしまって思うように飛んだり跳ねたり出来なかったけど、フロアでは思う存分遊べると思います。
新しい猫さんが来るといつも「この子はどんなお家に行くんだろう」とまだ見ぬ里親さんの姿に思いを馳せます。
みんながずっとのお家に行くその日まで心を込めてお世話をしなくては、と毎回思いを新たにするのです。
文・今場奈々子(たまゆら店長)
保護猫カフェたまゆら
営業時間
平日 13時~16時 17時~20時
土日祝 13時~19時(最終受付はクローズ40分前)
定休日:毎週火曜
東京都中央区日本橋人形町2-7-2 大江戸アクセス3階
TEL:070-8509-5639