３月末現在、たまゆらには１９匹の里親募集の猫たちが在籍しています。

今回はあらためて皆を紹介したいと思います。

一番古株なのが、たまゆらに来て3年以上になるアッシュ。

糖尿病で一日２回のインスリン注射が欠かせず、それもあってお声がかかる気配がありません。

幸いたまゆらでの生活にストレスを感じている様子はなく、たまゆらの看板猫のような存在になっています。

他にもいろいろ体調面でのケアが必要なため、余程猫に慣れた方でないと迎えていただくのは難しいですが、譲渡対象外ではありません。

こちらもたまゆらに来て２年が経過したショウくん(白黒)とトリオ君(キジトラ)。

このふたりは一緒のお家に迎えていただきたいと思っています。

ショウくんは以前一度トライアルに出ましたが、こちらが思っていた以上に猫が大好きだったショウくんは、一人っ子の環境に耐えられず戻ってきました。

その際に真っ先に駆け寄ってショウくんを毛づくろいしたトリオくん。

それを見て、このふたりは引き離してはいけないと気持ちを固めました。

トリオくんは最近まつじゅんに追い掛け回されていて引きこもりがちに。本来はおもちゃを追いかけて走り回るのが大好きな猫さんなのにたまゆらでの生活がストレスになっていて、そろそろずっとのお家が見つかると良いなと思っています。

次に在籍が長くなっているのが去年の１月にたまゆらに来たゆらちゃん。

最初の名前は「たま」ちゃんでしたが、「ハマちゃん」「タマヨ」ちゃんのふたりと紛らわしく、ツイッターで新しい名前を募り「ゆら」ちゃんに。

たまゆらを代表するような名前の猫さんです。

たまゆらに来てからいろいろ病気を発症し、現在はリンパ腫の治療中。

譲渡対象外にしてはいませんが、アッシュと同じく譲渡条件はかなり厳しいものになると思います。

去年の５月に来て、そろそろ1年経ちそうなアマネちゃんとあいばちゃん。

とっても仲良しなので、同じお家に迎えていただきたいと思っています。

お声がかからないのが不思議なくらい可愛いふたりですが、あいばちゃんもアマネちゃんも営業中に寝ていて出て来ないことが多いのがネックなのかもしれません。

なぜか営業時間外に仲良くお店中を走り回って遊んでいます。

あいばちゃんはタイミングが合えばお膝の上で寝てくれる猫さん。

最初は全然触れない子でしたが、いつのまにやら抱っこが出来るまでになっていました。

ごはんの好みが合わないと、「これじゃないの」と困ったように訴えてくるおっとり女子です。

ごはん催促の声と、遊んでテンションが上がった時の声が同じ猫とは思えないくらい違うあいばちゃん。猫ってここまで声色変わるものなのかとびっくりしました。

アマネちゃんは自分からスリスリ甘えてくるタイプ。

世界一優しい甘噛みが出来る一方、構われたくない時に撫でたり撫で方がお気に召さなかったりすると、容赦なく手に穴を開けてくれます。

夜中に猫同士のケンカがあったりした時など翌朝怯えていることがある繊細さん。

比較的静かな環境で迎えていただけると良いかなと思っています。

こちらももうすぐで１年になる茶々とまつじゅん。

たまゆらで仲良しの猫さんは大抵同期なのですが、こちらも同期です。

イタズラをするのも一緒(苦笑)

茶トラ男子同士でよく兄弟ですか？と聞かれますが、おそらく茶々の方が半年ほどお兄さんです。

たまゆらに来る前はまつじゅんが人慣れしておらず、茶々は人が大好きと聞いていましたが、今ではまつじゅんの方がスリスリ甘えてくることが多いです。

猫の好き嫌いが激しく、どうもキジトラはお気に召さない模様。

飛び回ったり走り回ったりが好きなので、広めのお家に行けたらいいなと思っています。

茶々は笑っちゃうくらいのツンデレさん。撫でると迷惑そうに顔を背けるのに、イタズラをして捕まった時にはゴロゴロ言っていたりします(笑)

時々たまゆらに泊まり込むことがあるのですが、そういった時に必ず一緒の布団で寝てくれるのが茶々。布団の中に入ってくることもあって、本来人が好きな性格なんだろうなと思っています。

いつも澄ました顔をしている割にはお気に入りのおもちゃは唸って離さない一面もあるので、一緒に暮らしたら新しい発見がたくさんありそうです。

今年になってたまゆらに来たメンバーはまた次回以降ご紹介させていただきます。

気になる猫さんがいたらぜひ会いに来てください。

 

 

文・今場奈々子（たまゆら店長）

保護猫カフェたまゆら
営業時間
平日　13時～16時　17時～20時
土日祝　13時～19時（最終受付はクローズ40分前)
定休日：毎週火曜

東京都中央区日本橋人形町2-7-2 大江戸アクセス3階
TEL：070-8509-5639