このゴールデンウイークでたまゆらニャンズの入れ替わりがありました。

５ニャンが卒業し（うち４ニャンは現在トライアル中）、ゴールデンウイーク最終日の５月８日に４ニャンが仲間入りです。

卒業の様子と、新にゃんの紹介を順番にしていこうと思います。

今回卒業したトップバッターは茶トラのイチくん。

２月の半ばにたまゆらに入居しました。

当初はバックルームで男子４人組いつも仲良くつるんでいて、その様子がまるで小学生男子のようだと評判でした。

たまゆらに来たその日にぴったりくっ付いてくれたくらいの人大好き猫さんでもあります。

イチくんを見初めてくれたのは、先代猫さんを闘病の末見送ったばかりの方でした。

再び新しく家族を迎えたいとたまゆらに通ってくださっていたのですが、通えば通うほどみんな可愛くて選べない…となっていたところに、今までみんなと仲良くしていたイチくんが急に一部の猫をいじめるようになり、遂に怪我をさせるまでに。

このままではイチくんがずっとケージ暮らしになってしまう、とお迎えする決意をしてくださったのです。

でも私には、お家に迎えて欲しかったイチくんからのアクションかのように思えてなりませんでした。（怪我させられちゃった方の猫さんには気の毒なのですが）

４月２６日、お客様からのお持たせとともに新居へ出発したイチくん。

皆さまいつもありがとうございます。

お家に行ったイチくんはよほど楽しいのか毎日イタズラ三昧。

翌日からさっそく「食事のたびに闘いです」というご報告が来たのを皮切りに、「お皿をひっくり返されました」「植木鉢をひっくり返されたので撤退させました」「ペットゲートをロッククライミングしてました」「キッチンスポンジを咥えていました」などなど枚挙にいとまがないほどのヤンチャぶりに冷汗が出る思いでした。

そんな中にも「お腹に乗ろうとします」「よく遊びます」「フミフミしています」「すぐ抱っこされに来ます」と甘えっこのご報告もあり、イタズラに関しても「あらゆるチャレンジに涙ぐましい努力を惜しまない」という表現をしてくださる里親さんにイチくんへのゆるぎない愛情を感じ、トライアルに際しての不安は何もありませんでした。

そしてトライアル最終日。

こちらから差し上げたご連絡に「もうすっかりうちの子です」という嬉しいご返信をいただいて、イチくんは無事に正式譲渡となりました。

 

イチくんの新しいお名前は櫟(イチイ)くん。

元の名前を残しつつ、代々猫さんには植物の名前を付けてきたという習わしも踏襲され、さらに「楽」という字がイチイくんにピッタリとこれ以上ない最高なネーミングをしていただきました。

ずっとのお家おめでとう、イチイくん。

イタズラはほどほどに、たくさん甘えて暮らしてね。

ご家族とずっとずっとお幸せに‼

文・今場奈々子（たまゆら店長）

保護猫カフェたまゆら
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定休日：毎週火曜

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