2023年卒業生(後編)~第88回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
前回に引き続き今回も2023年卒業生のお話です。
2023年卒業生(後編)~第88回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
前回に引き続き今回も2023年卒業生のお話です。
まずはたまゆら時代、たいていの猫さんと仲良く出来ていたくろわんちゃん。
里親さんがくろわんちゃんに惚れ込んだプラスそのコミュニケーション能力をかわれて卒業生ピューマくんのお家にお引越ししました。
もともと猫好きのピューマくん、最初はくろわんちゃんにシャーしてしまったりしましたが、なんと4日目にはふたりで運動会をするまでに。
気が合いそうだなと思ってはいたものの、ここまで早いとはびっくりでした。
そんなふたり、今ではすっかり仲の良い遊び友達とのことです。
新しいお名前はクロワちゃんになりました。
フロアにいると気の強い猫さんにいじめられてしまうということでバックルームにいたユウヤくんとマキヲちゃん。
フロアにいた某猫さんがユウヤくんのいるバックルームに向かってスプレーをするまでになり、これはもうどうしようもないと店長宅に連れて帰ったところ、里親検討中だった方からお声をかけていただきました。
それなら仲良しのマキヲちゃんも一緒に…とふたりが仲良くしている動画を見せてお願いし、家族会議を開いていただいた結果、ふたり一緒に卒業できることになったのです。
トライアル中は明け方に運動会をして里親さんを悩ませてしまったふたり。きっと新しいお家に来てはしゃいでいるのだろうということで辛抱強く見守っていただきました。
トライアルが終わるころには運動会もしたりしなかったりで、ちょっと落ち着いた様子。めでたく正式譲渡になりました。
新しいお名前はユウヤくんがふくまるくん、マキヲちゃんがティオちゃんです。
たまゆらのギャング、ギョニ&ウソップ。
実は早々に卒業が決まっていたのですが、里親さんのご事情で出発が延期になっていました。
そこで前述のジゴロウくんを預かってくださっていたお家に空きが出た段階で、ふたりを卒業まで預かっていただくことに。
結局そのお家で4か月近くもお世話になり、すっかり穏やかになったふたりはそのままずっとのお家へと移動したのでした。
トライアル開始直後に病院に行く事態になったりとハラハラする場面もありましたが、里親さんにはきめ細かにふたりの様子を見ていただき、実は怖がりのふたりも徐々にお家に慣れてトライアルが終了するころにはだいぶ打ち解けた様子でした。
お名前はそのまま、ギョニくんとウソップくんです。
自分からは積極的にいかないのに何故か皆から慕われるサトルくん。
特に先に卒業したビビちゃんはサトルくんのことが大大大好きでした。
そんなサトルくん、まさかのひとりっ子としてお声がけいただきました。
今まで猫に囲まれていたからひとりで大丈夫かな?という思いと、逆に自分のペースで過ごせるから良いのかもしれないという思いでドキドキのトライアルスタートです。
今までたくさんの猫と暮らしていたサトルくん。
元々大きな声でよくしゃべる猫さんでしたが、初めてひとりっ子になったからか夜鳴きが続いてしまいました。
里親さんは就寝時耳栓をするなどで対策してくださり、今ではすっかり落ち着いて甘えっこさんになっているとのこと。
お名前はそのままサトルくんです。
前回と今回とで駆け足ではありましたが、2023年卒業の猫さんたちのご紹介をさせていただきました。
みんなそれぞれこのお家以外は考えられないというくらいピッタリのご家庭で、これがご縁なんだろうなとしみじみ思います。
次回以降は2024年の卒業生をご紹介いたします。
文・今場奈々子(たまゆら店長)
営業時間
※X(旧Twitter)https://twitter.com/CatcafeTamayura
及び、ホームページにてご確認ください
平日 13時~16時 17時~20時
土日祝 13時~17時(最終受付はクローズ40分前)
定休日:毎週火曜
東京都中央区日本橋人形町2-7-2 大江戸アクセス3階
TEL:070-8509-5639