~鉄・路をゆく第11回~北大阪急行電鉄
32 Photos北大阪急行電鉄は、大阪市高速電気軌道(以下大阪メトロ)御堂筋線江坂駅と千里中央駅を結ぶ全長5.9kmの路線。全列車が御堂筋線との相互直通運転を行っており、自社線内のみの列車は設定されていない。1972年の大阪万博会場へのアクセスとして阪急電鉄と大阪府などが出資した第三セクター会社であるが、現在阪急電鉄が株式の過半数を持っており、阪急阪神東宝グループの内の一社となっている。初乗り運賃が100円と、全国屈指の安さを誇ってる。
~鉄・路をゆく第11回~北大阪急行電鉄
32 Photos北大阪急行電鉄は、大阪市高速電気軌道(以下大阪メトロ)御堂筋線江坂駅と千里中央駅を結ぶ全長5.9kmの路線。全列車が御堂筋線との相互直通運転を行っており、自社線内のみの列車は設定されていない。1972年の大阪万博会場へのアクセスとして阪急電鉄と大阪府などが出資した第三セクター会社であるが、現在阪急電鉄が株式の過半数を持っており、阪急阪神東宝グループの内の一社となっている。初乗り運賃が100円と、全国屈指の安さを誇ってる。
広々とした空間が特徴の千里中央駅。1面2線のホーム。
千里中央駅上のせんちゅうパル。
初乗り運賃100円は、鳥取の若桜鉄道郡家~八頭高校前、岡山の岡山電気軌道と並び、日本一安い初乗り運賃である。
関西では主流の「先発」表示。関東では「こんど」。
「次発」。関東では「つぎ」と同様
千里中央駅奥の行き止まり。現在ここから北へ延伸工事が行われている。
新たな終点となる新箕面駅(仮称)付近。2018年7月24日付で新名称「箕面萱野駅」に決定した。中間には箕面船場阪大前駅が設置される。
千里中央~(新名称)箕面萱野駅2.5kmの延伸線が2020年度の開業を目指して工事が進められている。
箕面萱野駅付近の歩道橋から千里中央方面を望む。
北大阪急行所有車両を紹介。9000系ポールスターⅡ。2014年製造。
9000系第一編成
こちらも北大阪急行所有車両、8000系初代ポールスター。1986年製造。
ここからは乗り入れている大阪メトロの車両を。
御堂筋線では2011年に登場した30000系。後に紹介の10系の置き換えとして。
21系車両。新20系とも呼ばれ、1991年から1998年にかけて御堂筋線に投入された車両。
編成中間の白い塗装がされた車両は女性専用車。
10A系。写真は1987年3月に製造された2次量産車の第20編成。
左:大阪メトロ10A系。右:北大阪急行9000系。年齢差27年。
北大阪急行桃山台駅。
すっきりとした1面2線のホーム。
大阪のベッドタウン桃山台駅南口。
駅周辺にはマンションが立ち並ぶ。
桃山台駅南口改札前から江坂方面を望む。右へ消える線路は、北大阪急行の桃山台車庫。
桃山台駅北口歩道橋から千里中央方面を望む。
桃山台駅は新御堂道上下線に挟まれた構造となっている。
緑地公園駅。対面式のホーム構造。
北大阪急行と大阪メトロの共通駅である江坂駅以外の駅すべてに設置されているホームドア。
北大阪急行線内の日中は8分間隔で運転されているため、おおむねこの緑地公園駅で上下線列車が並んで停車する。
大阪メトロと北大阪急行電鉄の接続駅である江坂駅。管轄は大阪メトロが行っている。
直通する列車はすべてこの江坂駅で乗務員交代をする。写真はなかもず側先端にある大阪メトロ乗務員詰所。
北大阪急行乗務員の詰所はホーム千里中央寄り先端にある。
江坂は大阪市の副都心的な街として、ここに本社を置く企業も少なくない。
ホームドアは設置されていないが、大阪メトロの事業計画において、
2021年度末までには御堂筋線全駅にホームドアを設置する計画を発表している。