ぴやすとレンジ、頑張ってます~第90回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回はFIP治療中のふたりのお話です。
ぴやすとレンジ、頑張ってます~第90回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回はFIP治療中のふたりのお話です。
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
11月より休業していたたまゆらですが、1月7日より営業再開いたしました。
再開をお待ちいただいていた方には大変お待たせしてしまい申し訳ございません。
皆さまのお越しをお待ちしております。
本来なら12月ごろから営業再開する予定でした。
それがこの時期まで延長してしまったのは、11月の終わり頃2匹の猫さんにFIPが発覚してしまったから。
体調が安定するまでは何が起きるか分からず、この時期まで休業させていただくことになりました。
最初に病気が発覚したのはぴやすくんでした。
どうも呼吸が荒いのではということで病院を受診し、そこで胸に水が溜まっているのが原因と判明。
その時点で嫌な予感しかしませんでしたが、さらに詳しく検査をしてFIPと診断されました。
先に診てもらった病院ではFIPの治療はしていなかったため、FIPに強い病院を紹介していただき受診。
そこで改めて検査をしたところ、たったの二日で急激に数値が悪くなっていることが分かり、これは危険な状態だとぴやすくんは緊急入院になりました。
お見舞いに行った時のぴやすくん。
元々食欲が落ちていなかったこともあり、病院でもちゃんとごはんを食べて元気そうに見えます。
調子が良くないだろうにしっかり食べていたのが良かったのか、みるみる回復してくれました。
無事に1週間で退院し、久しぶりに身体が楽なのか、戻ってきた後は他の猫さん相手に大はしゃぎしています。
ぴやすくんが入院した翌日、少しずつ食欲の落ちているのが心配で病院を受診したレンジくん。
まさか…とは思いましたが、先生の診断は恐らくFIPであろうということでした。
ぴやすくんのように胸水などがなかったため確定診断が難しく、レンジくんが受診した病院ではFIPの治療薬を取り扱っていたためFIPと仮定して治療を始めることになりました。
投薬してすぐに元気を取り戻したぴやすくんと違い、レンジくんは投薬前よりは一時的に良くなってきたもののまた徐々に悪くなってきてしまい、それどころかそれ迄は無かった目の症状まで出てきてしまって、どうも薬が効いている気配がありません。
そこで先生に相談し薬の種類を変えてみたところ、一晩で明らかに目に力強さが戻り、その後は驚くべきスピードで回復してくれたのです。
今ではすっかり元気になっているふたりですが、まだまだ治療は始まったばかり。
レンちゃん、治療が終わるまで待ってくださっている里親希望者さんのためにも頑張ろうね。
ぴやちゃんもきちんと治してずっとのお家へ卒業するんだよ。
私たちも寛解まで気を抜かず、全力でふたりのサポートをする所存です。
文・今場奈々子(たまゆら店長)
営業時間
※X(旧Twitter)https://twitter.com/CatcafeTamayura
及び、ホームページにてご確認ください
火曜日~日曜日 13時~16時 18時~21時
(最終受付はそれぞれクローズの1時間前)
月曜定休
東京都中央区日本橋人形町2-7-2 大江戸アクセス3階
TEL:070-8509-5639