本来なら1家族ずつエピソードなど紹介していきたいところだったのですが、光陰矢の如しとはよく言ったもので、あっという間に2025年になってしまいました。
卒業生ご家族の方には大変申し訳ないのですが、今回まとめてご紹介させていただきます。

2024年最初の卒業はユウタくん。
柄がよく似たアッシュのことが大好きな猫さんでした。
期せずして卒業予定日が延期となり、アッシュを看取ることが出来たのはユウタくんの意志だったような気がしてなりません。
里親さんによると夜鳴きがなんと2か月続いたとのこと、歴代最長記録ではないでしょうか。
今ではすっかり甘えっこさんで、一人っ子生活を満喫しているそうです。

ちびっ子仲良しコンビのすいとうくんとマーシャルちゃん。
もともとヤンチャではありましたが、新しいお家がよほど楽しいのか大はしゃぎ。
キャットタワーをへし折ったと聞いた時には目が点になりました(笑)
新しいお名前はすいとうくんがぼんたんくん。マーシャルちゃんがあめちゃんです。

お膝猫のきんつばくんとラップちゃん。
猫も好きなふたりだったので、きっと最初は緊張してふたりで固まるんだろうと予想していましたがきんつばくんが単独行動をするという意外な展開に。
ラップちゃんが上手に空気を読んできんつばくんとの距離を縮めていく過程は感動ものでした。
新しいお名前はきんつばくんがトラちゃんくん、ラップちゃんがノンタンちゃんです。

おっとりさんのディレイくんと甘えん坊のおちょこちゃん。
どちらかというと繊細なタイプの二人を里親さんは穏やかにきめ細かに見守ってくださり、そのおかげで順調にお家に馴染んでくれました。
新しいお名前はディレイくんがレイくん、おちょこちゃんがチョコちゃんです。

フロアの猫さんとケンカしてしまうので、バックルーム暮らしだったガムシロくん。
念願の一人っ子になりました。
緊張してしまう性格なので最初はちょっと隠れちゃったりもしていましたが、すぐに慣れて家庭内ストーカーと化しているそうです。
新しいお名前は海の日に来たということで海(かい)くんです。

チェリーアイという猫には珍しい目の病気の手術を頑張ったラルフくん。
初日から「もうずっとこの家の子でしたけど？」と言わんばかりのくつろぎっぷりを見せてくれました。
たまゆらにいた時は寡黙な猫さんでしたが、お家では結構おしゃべりしているとのこと。
遊びやご飯の工夫もたくさんしてくださり、楽しく暮らしているのがとても伝わってきました。

こちらもフロアでは特定の猫さんとケンカしてしまうのでバックルームで暮らしていたなべしきくん。
バックルームで若い猫さんに慕われる様子がまるでお母さんのようで、ママちゃんと呼んでいました。
でも本当は他の猫さんの面倒を見るより一人っ子で可愛がってもらうのが性に合っていたなべしきくん。名前を呼ぶと駆け寄って来るそう。
新しいお名前は家康くんです。

こちらも一人っ子で迎えていただいたマイクくん。
最初だけちょっと夜鳴きしていましたが、早々に自分のお気に入りの場所を見つけ、おもちゃと格闘したり、おやつをねだったりして元気に暮らしているそうです。

女子コンビのシロップちゃんとマドラーちゃん。
最初はちょっと距離のあったふたりですが、だんだん追いかけっこするようになったりといい関係になってきた様子。
ふたりとも地響きのようなゴロゴロだという表現に笑ってしまいましたが、それだけご機嫌にしているというのがとても嬉しいです。
新しいお名前はシロップちゃんはそのままで、マドラーちゃんはエナちゃんです。

今回は2024年の卒業生を紹介させていただきました。
みんなそれぞれのお家で大切にしてもらい、幸せに暮らしているのがとてもよくわかり、私もそれに幸せをもらっています。
2025年も既にずっとのお家へ巣立った子やトライアルを控えている子たちがいます。
いまご縁を待っている子たちも、自分だけの素敵なお家が早く見つかりますように。

文・今場奈々子（たまゆら店長）

保護猫カフェたまゆら

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