~鉄・路をゆく第14回~甘木鉄道甘木線
22 Photos甘木鉄道甘木線はJR鹿児島本線基山駅と甘木駅を結ぶ、旧国鉄甘木線から第三セクター化された13.7km、駅数11の単線非電化路線。前身の国鉄甘木線は大刀洗陸軍飛行場への軍需輸送の為、1939(昭和14)年4月28日に開業。後に第一次特定地方交通線廃止対象路線に指定されたが沿線住民などが存続を希望し、1986(昭和61)年4月1日付で第三セクター甘木鉄道として営業を開始した。保有する8両すべて異なる塗装のディーゼルカーがのんびり走る田園風景を楽しむことができる。
~鉄・路をゆく第14回~甘木鉄道甘木線
22 Photos甘木鉄道甘木線はJR鹿児島本線基山駅と甘木駅を結ぶ、旧国鉄甘木線から第三セクター化された13.7km、駅数11の単線非電化路線。前身の国鉄甘木線は大刀洗陸軍飛行場への軍需輸送の為、1939(昭和14)年4月28日に開業。後に第一次特定地方交通線廃止対象路線に指定されたが沿線住民などが存続を希望し、1986(昭和61)年4月1日付で第三セクター甘木鉄道として営業を開始した。保有する8両すべて異なる塗装のディーゼルカーがのんびり走る田園風景を楽しむことができる。
JR九州鹿児島本線(左)と接続する甘木鉄道基山駅。
国鉄時代の4番線ホームを使用している。現在線路は分断されている。
有人1駅、無人駅10駅の甘木鉄道路線図。
筑後平野をいくAR302。
AR303。国鉄一般型気動車のクリーム4号と朱色4号のツートンカラーを再現。
国鉄急行形気動車のクリーム4号と赤11号の塗装を施されたAR305。
太刀洗駅。戦前、鉄道建設の元となった旧日本陸軍の太刀洗飛行場の正門が前にあった。
その後飛行場跡地にキリンビール福岡工場が立ち、輸送用の専用線が引かれ、多くの側線や地下通路が駅構内に存在していた。現在は1面2線のホーム。
現在の駅舎の向かって右に旧駅舎太刀洗レトロステーションがある。
旧国鉄駅舎・旧筑前町立大刀洗平和記念館を利用して2009年(平成21年)10月3日に開館。
航空自衛隊所属の練習機、T-33が置かれている。
AR401。2001(平成13年)、日本宝くじ協会の助成金を受けて製造された、元々はイベント用車両であり、唯一のAR400形車両である。
甘木駅に停車中のAR304。
AR303(左)とAR301。AR301は甘木鉄道の標準色。
AR304の車内。乗降扉付近はロングシート。車両中央は固定クロスシートの組み合わせ。
甘木鉄道甘木駅。1939(昭和14年)に建てられた駅舎で、甘木鉄道本社も入っている。
100メートルほど離れた場所には西日本鉄道甘木駅がある。
駅舎内。右手にはあさくら観光協会が入っている。
甘木駅は1面2線の島式ホーム。
甘木駅に停車中のAR306。地元の県立朝倉高等学校の生徒デザインによる、桜をイメージしたピンクを基調とした塗装である。
甘木駅は車庫が併設されている。
締め切られていたが、甘木鉄道写心コンテスト募集ポスターが目に留まった。