静寂の中、2020年甲子園高校野球交流試合が開幕
21 Photos8月10日、国内で新型コロナウイルス感染症の拡大で中止された第92回選抜高等学校野球大会の代替試合として、甲子園高校野球交流試合が開幕した。無観客の中、招待校の関係者が試合を観戦。初日に行われた2試合はいずれも白熱した接戦となった。大会は各校1試合ずつ、計16試合が6日間行われる。
静寂の中、2020年甲子園高校野球交流試合が開幕
21 Photos8月10日、国内で新型コロナウイルス感染症の拡大で中止された第92回選抜高等学校野球大会の代替試合として、甲子園高校野球交流試合が開幕した。無観客の中、招待校の関係者が試合を観戦。初日に行われた2試合はいずれも白熱した接戦となった。大会は各校1試合ずつ、計16試合が6日間行われる。
開幕戦に先立ち開会式が行われ、第一試合に出場する2校(花咲徳栄、大分商)のみ参加となった
その他の高校はバックスクリーンに集合写真が映し出された
花咲徳栄の井上朋也主将、大分商の川瀬堅斗主将が並んで力強く選手宣誓
例年では考えられない静まり返った客席
試合の合間にスタッフが、新型コロナウイルス対策としてベンチの消毒
間隔をあけて応援する大分商の関係者
第一試合は大分商(大分)対花咲徳栄(埼玉)
花咲徳栄先発の高森陽生投手。一人で9回126球を投げ抜き、5被安打1失点の内容だった
帽子を飛ばして力投する花咲徳栄・高森陽生投手
対する大分商先発の川瀬堅斗投手
大分商川瀬堅斗投手も一人で投げ抜き、149球8被安打3失点の内容だった
開幕試合は初回の3点が最後まで響き、大分商が花咲徳栄に3-1で敗れた
ホームベース上に整列し校歌斉唱を行う花咲徳栄ナインと、スタンドで観戦していた花咲徳栄の関係者
第2試合は明徳義塾(高知)と鳥取城北(鳥取)が対戦。甲子園の常連校を率いる馬淵澄夫明徳義塾監督
明徳義塾の先発は新地智也投手
鳥取城北の先発松村亮汰投手
試合終盤では初日から暑さで足をつる選手も
試合は9回裏、2アウト1・2塁から4番新沢颯真のサヨナラ3塁打で明徳義塾が逆転サヨナラ勝ち
サヨナラ勝ちにホーム上に集まり喜ぶ明徳義塾ナイン
例年よりも間隔をあけて整列し校歌斉唱をする明徳義塾ナイン
交流試合は10日から12日、15日から17日の6日間16試合が行われる