侍ジャパン宿敵韓国に勝利 悲願の金メダルへあとひとつ
27 Photos8月4日、横浜スタジアムで東京五輪野球競技の準決勝、日本対韓国戦が行われ、同点で迎えた8回裏、2死満塁から山田哲人が走者一掃のタイムリーツーベースで韓国を突き放し、日本が2-5で勝利。銀メダルを確定させるとともに、悲願の金へ「あとひとつ」とした。
侍ジャパン宿敵韓国に勝利 悲願の金メダルへあとひとつ
27 Photos8月4日、横浜スタジアムで東京五輪野球競技の準決勝、日本対韓国戦が行われ、同点で迎えた8回裏、2死満塁から山田哲人が走者一掃のタイムリーツーベースで韓国を突き放し、日本が2-5で勝利。銀メダルを確定させるとともに、悲願の金へ「あとひとつ」とした。
この試合を勝てば銀メダル以上が確定する大事な試合となった、稲葉篤紀監督
先発のマウンドに上ったのは山本由伸
初回先頭バッターを四球で出すなど苦しむも、なんとか無失点で切り抜けるとその後はいつもの安定したピッチングを披露
韓国の先発はサイドスロー、高永表(コ・ヨンピョ)
老獪なピッチングに翻弄される日本打線
3回裏、ノーアウトから村上がヒットで出塁すると、甲斐がライト前へ技ありのヒット
山田が送りバントを決め、2番坂本勇人が犠牲フライで日本が先制
5回には吉田正尚がタイムリーで韓国と2点差
6回表、先頭のパク・ヘミンのレフト前ヒットを近藤健介のハンブルで、ノーアウト2塁のピンチに
カン・ベクホにタイムリーを打たれ1点差
山本がヤン・ウィジから三振を奪ったところで交代。5回途中、9奪三振を奪うも悔しそうな表情で降板
同点に追いつかれるも、伸びのあるストレートで2奪三振の岩崎優
この日、全くタイミングの合っていなかった浅村栄斗
いまだ1安打のみと不振にあえぐ4番の鈴木誠也
7回からマウンドに上ったのは伊藤大海。ロージンバックの粉が舞うという韓国側のクレームにも全く動じない、ルーキーらしからぬピッチングで2回を零封
8回裏、2死2塁で村上を申告敬遠後、甲斐拓也がよく見てフォアボール。2アウトながら満塁のチャンスに山田哲人
初球を狙い打った山田哲人、あわやホームランのあたりで走者一掃のタイムリーツーベース。韓国を土壇場で突き放す
最終回、マウンドに立ったのは栗林良吏。先頭バッターを出すも、最後はセカンドゴロに仕留めゲームセット
悲願の金メダルをかけた決戦は、8月7日19時にプレーボール