古谷経衡さんが憂う有権者の劣化「日本の知性の底が抜けた」

先月の参院選で「NHKをぶっ壊す!」のワンイシューを掲げる「NHKから国民を守る党」(N国党)が1議席獲得した理由を「日本人の知性の劣化」と喝破するのが、元“ネット右翼”で文筆家の古谷経衡さん(36)だ。自らがネトウヨから離れたワケ、そして今の時代に「極論」が支持される背景などについて歯に衣着せぬ言葉で鋭く語った!

◆古谷経衡(ふるや・つねひら) 1982年、札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒業後、ライター・編集者として雑誌の出版に関わる。日本ペンクラブ正会員。「女政治家の通信簿」(小学館)、「日本を蝕む『極論』の正体」(新潮社)、「『意識高い系』の研究」(文藝春秋)など、著書多数。