映画「パンケーキを毒見する」内山雄人監督インタビュー
「叩き上げ」「令和おじさん」「パンケーキおじさん」――。世間がこんなイメージを抱く菅首相は一体、どんな“スガオ”を隠しているのか。その核心に迫るドキュメンタリー映画「パンケーキを毒見する」が、7月30日から公開された。時の権力者を相手にした取材は難航を極め、関係者からはNG続出。マスコミが政府の広報機関に落ちたと言われる時代に、作品に込めた思いは何なのか。メガホンを握った、この人に聞いた。(※7月16日収録)
▽うちやま・たけと 1966年、千葉県柏市生まれ。早大社会科学部卒業後、90年、制作会社テレビマンユニオンに入社。93年、TBS「世界ふしぎ発見!」でディレクターデビュー。主な作品に、日本テレビ「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」、NHK―BSプレミアム・アナザーストーリーズ「あさま山荘事件」「よど号ハイジャック事件」など多数。