経済学者・郭洋春が説く「100均資本主義」とは?

1年以上経っても何だかよくわからない岸田首相の「新しい資本主義」。きょう登場の経済学者が説く「100均資本主義」は、これに対するアンチテーゼのような考え方だ。資本主義としては異端・異形ながら、成長至上主義から解き放たれる日本独自の経済モデルだという。いったいどういうものなのか。

 

▽かく・やんちゅん 1959年、東京都生まれ。83年法政大経済学部卒。88年立教大大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。立教大経済学部助手、同専任講師、同助教授を経て、2001年から現職。専門は開発経済学。18〜21年立教大総長。新著は「100均資本主義脱成長社会『幸せな暮らし』のつかみ方」(プレジデント社)。