有観客競馬開始/毎日王冠&京都大賞典・シルクR両重賞制覇
21 Photos2020年10月10日(土)より京都・東京・新潟の各競馬場では有観客での競馬の再開され、3競馬場で10日は計1651人、11日は計1868人の事前申し込みに当選したファンが訪れた。
11日(日)、東京競馬場で行われた第71回毎日王冠(GⅡ)は、ルメール騎手騎乗で一番人気に支持された3歳馬のサリオス(美浦:堀宣行厩舎)が直線半ばで抜け出し、2着のダイワキャグニーに3馬身差をつけ優勝。
また京都競馬場で行われた第55回京都大賞典(GⅡ)は、川田騎手騎乗のグローリーヴェイズ(美浦:尾関知人厩舎)が大外から追い込んだ浜中騎手騎乗で1番人気のキセキ(栗東:角居勝彦厩舎)に3/4馬身差をつけ快勝。
なお東西重賞勝ち馬は共に(有)シルクレーシングであった。
有観客競馬開始/毎日王冠&京都大賞典・シルクR両重賞制覇
21 Photos2020年10月10日(土)より京都・東京・新潟の各競馬場では有観客での競馬の再開され、3競馬場で10日は計1651人、11日は計1868人の事前申し込みに当選したファンが訪れた。
11日(日)、東京競馬場で行われた第71回毎日王冠(GⅡ)は、ルメール騎手騎乗で一番人気に支持された3歳馬のサリオス(美浦:堀宣行厩舎)が直線半ばで抜け出し、2着のダイワキャグニーに3馬身差をつけ優勝。
また京都競馬場で行われた第55回京都大賞典(GⅡ)は、川田騎手騎乗のグローリーヴェイズ(美浦:尾関知人厩舎)が大外から追い込んだ浜中騎手騎乗で1番人気のキセキ(栗東:角居勝彦厩舎)に3/4馬身差をつけ快勝。
なお東西重賞勝ち馬は共に(有)シルクレーシングであった。
10月10日の有観客競馬開催初日、東京競馬場の西門では、入場するファンは身分証明確認をしてから検温を受ける
検温後、入場されるファンに向けて、
「ターフビジョンで競馬場へおかえりなさい!お客様とともに、夢と感動とともに、競馬が走り出します」
と温かいメッセージでファンをお出迎え(東京競馬場にて)
まだまだ少ない観客数ではあるが、アフターコロナの中、段階的に入場できる競馬ファンを増やしていくことになるだろう。(東京競馬場のパドックにて)
10月10日有観客競馬、初の芝レースを観覧する競馬ファン。
(東京競馬場にて)
【第71回毎日王冠(GⅡ)】
直線200メートル付近であっさり抜け出したサリオス。後ろを振り向く余裕のルメール騎手
徐々に2着ダイワキャグニーを突き放すサリオス
皐月賞・日本ダービー連続2着惜敗で一番人気に推されたサリオスは、2着のダイワキャグニーに3馬身差をつけて快勝
勝利を確信し、小さくガッツポーズするルメール騎手
有観客競馬になって訪れたスタンドのファンに手を上げて勝利をアピールするクリストフ・ルメール騎手
検量室前で鞭を上げて勝利をアピールするクリストフ・ルメール騎手
サリオスに3馬身差をつけられ、2着に敗れたダイワキャグニー(内田博幸騎手)
3着のサイレントポケット(荻野極騎手)
競走馬情報
サリオス Salios(JPN) (牡3:美浦・堀宣行厩舎)
【プロフィール】
父:ハーツクライ
母:サロミナ(母父: Lomitas)
馬主:(有)シルクレーシング
2017年1月23日生まれ
生産牧場:ノーザンファーム(北海道安平町)
馬名意味:ローマ神話に登場する戦闘の踊りの発明者。母名より連想
主な戦績:2019年朝日杯FS(G1)、2019年サウジアラビアRC(G3)、2020年皐月賞・日本ダービー(G1)2着
【第55回京都大賞典(GⅡ)】
1番人気のキセキ(栗東・角居厩舎・浜中俊騎手騎乗)は、後方からレースを進め直線外から強襲するも、先に抜け出したグローリーヴェイズに襲い掛かる
外から強襲してきた1番人気のキセキ(右)と、先に抜け出したグローリーヴェイズ(左・橙帽)
グローリーヴェイズは、大外強襲のキセキに3/4馬身差まで詰め寄られたが、しのぎ切って優勝
GⅠ馬(2019年香港ヴァーズ)の貫禄で京都大賞典(GⅡ)を勝利したグローリーヴェイズと、鞍上の川田将雅騎手
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大外強襲も惜しい2着のキセキと鞍上浜中俊騎手
3着のキングオブコージ(横山典騎手)
競走馬情報
グローリーヴェイズ Glory Vase(JPN) (牡5:美浦・尾関知人厩舎)
【プロフィール】
父:ディープインパクト
母:メジロツボネ
母の父 スウェプトオーヴァーボード
馬主:(有)シルクレーシング
2015年3月2日生まれ
生産牧場:レイクヴィラファーム(北海道洞爺湖町)
馬名意味:栄光のつぼ。母名より連想
主な戦績:2019年香港ヴァーズ(国際G1)・日経新春杯(G2)、2019年天皇賞・春(G1)2着