~鉄・路をゆく第20回~京阪特急 平成から令和へ
17 Photos京阪電気鉄道では新元号を記念し、2019(平成31)年4月20日から2019(令和元)年5月6日の期間、主に特急に使用される8000系全車両に記念ヘッドマークを掲出して運行している。大阪淀屋橋方は「平成・ありがとう」、京都出町柳方は「令和・新時代へ」とそれぞれ違ったヘッドマークとなっている。
~鉄・路をゆく第20回~京阪特急 平成から令和へ
17 Photos京阪電気鉄道では新元号を記念し、2019(平成31)年4月20日から2019(令和元)年5月6日の期間、主に特急に使用される8000系全車両に記念ヘッドマークを掲出して運行している。大阪淀屋橋方は「平成・ありがとう」、京都出町柳方は「令和・新時代へ」とそれぞれ違ったヘッドマークとなっている。
京阪8000系は1989(平成2)年の鴨東線(京阪三条~出町柳間)開業時、特急車の増備用として製造された平成生まれの車両。1997年には写真中央に見えるダブルデッカー車両が新造、増備された
京阪8000系は1989(平成2)年の鴨東線(京阪三条~出町柳間)開業時、特急車の増備用として製造された平成生まれの車両。1997年には写真中央に見えるダブルデッカー車両が新造、増備された
ノンストップ快速特急「洛楽」のヘッドマークと共に、平成のヘッドマークも
2017(平成29)年8月から普通車を改造して組み込まれたプレミアムカーは、2+1席の電源コンセント付リクライニングシート仕様。区間により違うが最大500円で、乗車前に座席指定券を購入
車内では専任アテンダントが改札や案内、ブランケットの貸し出しなどの業務を行っている
シート頭部側面には京阪のシンボルマークが取り付けられている
京都・出町柳方の先頭車両は新元号「令和・新時代へ」のヘッドマーク
8000系(右)とすれ違う3000系(左)。特急運用に就いている3000系には記念ヘッドマークは取り付けられていない
京阪京橋駅を発車する、淀屋橋行特急
大阪・京橋~京都・七条間をノンストップで走る快速特急「洛楽」(左)と、出町柳行特急(右)
特急の合間に撮影した車両その1。1964(昭和39)年から製造された2200系。京阪線で走っている車両としては最も古い形式
その2・3。1997(平成9)年に製造された9000系(左)と、前出の2200系の増備車として1969(昭和44)年に登場した2400系(右)
その4。1970(昭和45)年に登場した、多客時の乗り降り時間を短縮できるよう開発された日本初の5扉車で、座席昇降機構を備え、2扉を閉鎖して3扉車として使用できるユニークな構造であったが、現在昇降機構は撤廃されている。2020年度までに廃車される予定
その5。1997(昭和52)年から製造された1000系
その6。1983(昭和58)年デビューの6000系。先頭車両から見て取れるように、それまでの京阪電鉄の車両イメージを一新した車両。1984(昭和59)年、鉄道友の会のローレル賞受賞
その6。京阪中之島線開業を機に製造された3000系。2+1人掛けの転換クロスシートと車両両端にロングシートを備えた車両。8000系と共に特急運用に就くがプレミアムカーはない(2020年度に組み込まれる予定)。2009(平成21)年、鉄道友の会ローレル賞受賞
平成を走り抜けた8000系特急車両。令和の時代でも長く活躍することだろう