2021年もありがとうございました~第44回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回は2021年を振り返ってのお話です。
2021年もありがとうございました~第44回~
10 Photos里親募集型の保護猫カフェをご存知ですか?
そこは、様々な事情で保護された猫たちが『ずっとの家族』との出会いを待っている場所。
東京の下町、人形町にある「保護猫カフェたまゆら」
ここには伊豆諸島の御蔵島から来た元ノネコたちが暮らしています。
今回は2021年を振り返ってのお話です。
早いものでもう2021年が終わります。
今年も一年、いろいろな事がありました。
今年たまゆらを卒業したのは19匹。(+トライル決定が3匹)
今までで一番少ない卒業数となりました。
1月~6月で14匹、7月~12月で5匹と前半に集中し、特にチェリオの病気が発覚してからピタリと譲渡が止まったのは、チェリオの治療に専念せよという事だったのかと思っています。
そんなチェリオは治療の甲斐なく残念な結果となってしまいましたが、四十九日が過ぎたタイミングで続々とお声がかかったのも、なにか不思議な力を感じてしまいます。
そしてチェリオの闘病に際してたくさんのご支援をいただいたり、たびたび猫たちや時にはスタッフにまで贈り物をくださったり、11月に4周年を迎えた際にはいつもお世話になっている企業さんより記念品のポストカードを作成していただいたりと、数えきれないくらいのご厚意をいただいた年でもありました。
ご時世的に営業が立ち行かなくなる店舗もある中、不安を感じることなく猫たちのお世話に集中してお店を続けることができるのは、日々助けてくださる皆さまのおかげと心より感謝申し上げます。
御蔵島では1匹の猫が年間313羽ものオオミズナギドリを捕食していると言われています。
「保護猫を1匹家に迎えると、シェルターに空きが出来て新しい猫が1匹保護出来る。よって里親になるのは2匹の命を救うことだ」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、御蔵島の猫をお家に迎えると、2匹の猫の命だけでなく多くの鳥の命をも救うことに繋がるのです。
また冬季の御蔵猫捕獲シーズンに入り、保護主さんの元には既に4匹の新ニャンが来ています。この年末年始で続々と新しい子が来るのではないでしょうか。
保護主さんである“御蔵島のオオミズナギドリを守りたい有志の会”は御蔵島の生態系を守るために猫の捕獲と里親さん探しをしています。(参照:第1回)
1匹でも多くの猫を連れ出すために、現在猫さんとの暮らしを検討している方は「いつか」ではなく気になる子がいたらすぐにでもお声をかけていただけましたら嬉しいです。
年明け、新しい猫さんが順次たまゆらに入居する予定です。
ずっとの家族を探している方も、猫を迎えることは出来ないけど猫と楽しいひと時を過ごしたい方も、どうぞ新しい出会いを楽しみにお待ちください。
1月にはギユウくん、そしてたまゆらで2年近く暮らしていたハマちゃんとサっちゃんの卒業も控えています。
卒業前の子たち、現メンバーたち、そしてこれから来る新メンバーに会いにぜひいらしてください。
2022年もたまゆらニャンズをどうぞよろしくお願いいたします!
文・今場奈々子(たまゆら店長)
保護猫カフェたまゆら
営業時間
平日 13時~16時 17時~20時
土日祝 13時~19時(最終受付はクローズ40分前)
定休日:毎週火曜
東京都中央区日本橋人形町2-7-2 大江戸アクセス3階
TEL:070-8509-5639