~鉄・路をゆく第12回~水間鉄道水間線
31 Photos水間鉄道は、水間鉄道株式会社がバス事業と共に運営している鉄道部門であり、南海本線貝塚駅と水間観音駅(開業当時は水間駅)を結ぶ、駅数10駅5.5kmの単線電化路線である。1925年(大正14年)12月24日に水間寺への参詣路線として開業し、本年で93年の歴史を持つ。
2014年12月より費用1万円で好きな写真やイラストなどのデータでヘッドマークを製作し、10日間営業車両に取り付け運行するというユニークな取り組みをしており、人気を博しているという。
~鉄・路をゆく第12回~水間鉄道水間線
31 Photos水間鉄道は、水間鉄道株式会社がバス事業と共に運営している鉄道部門であり、南海本線貝塚駅と水間観音駅(開業当時は水間駅)を結ぶ、駅数10駅5.5kmの単線電化路線である。1925年(大正14年)12月24日に水間寺への参詣路線として開業し、本年で93年の歴史を持つ。
2014年12月より費用1万円で好きな写真やイラストなどのデータでヘッドマークを製作し、10日間営業車両に取り付け運行するというユニークな取り組みをしており、人気を博しているという。

起点の水間鉄道貝塚駅駅舎。奥へ進むと、南海貝塚駅の橋上駅舎がある。

有人窓口。定期券や一日乗車券などの販売を行っている。キップは右手の券売機にて購入できる。

貝塚駅に到着する列車。



ホームは1面2線。基本は1番線を使用する。

南海貝塚駅男お手洗いの窓からホームを望む。開業当時は貨物駅として南海との貨物受け渡し線が敷設されていた。

名越駅。水間鉄道唯一の交換設備がある駅で、終日この駅で行き違いが行われる。

名越を伝える看板。

行き違い風景が日常の名越駅。

ここで水間鉄道の車両を紹介。1990年に導入された元東急7000系。現1000形1001F。元々は中間車で、運転台が増設されたタイプ。

2006年度からの内外装の更新工事で1000形に形式変更された。佐伯工業(株)は大阪府泉南郡岬町に本社を置く、車両メンテナンス等を手掛ける会社。

1000形の車内。

1000形1003F。2017年、同じ元東急7000系を保有する青森の弘南鉄道とのコラボレーションで、弘南鉄道の水色カラーリングをまとっている。

1000系1005F(元7051F)。こちらと下の1007Fは元からの先頭車両である。

1000系1007F(元7052F)。

編成それぞれの側面に四季をイメージしたデザインが取り付けられている。
写真の1005Fは蝶とサクラのデザイン。

製造昭和39年。今年で54年走り続けている。

水間車庫には更新されずに残されている7000系(7003F)の姿が見られる。
定期運用には入らないが、本線走行できるようメンテナンスはされている。

水間観音駅横に置かれている元南海1201形電車クハ553。
1971~72年に南海から譲り受けた車両の1両。架線昇圧の1990年まで使用された。

終点の水間観音駅。開業当時からのコンクリート製駅舎で、1999年に国の登録有形文化財に登録された。

ホームは1面2線。主に列車停車中の1番線が使用されている。

水間観音駅の貝塚寄りには水間車庫が広がっており、車両の留置、洗車や検査などが行われている。

水間観音駅からのびる水間車庫。右手が洗車線。

水間観音駅から徒歩10分ほどにある天台宗別格本山の寺、水間寺。

水間寺本堂。正月は初詣客で大変にぎわう。

左手は三重塔。

水間鉄道のユニークな取り組みである、オリジナルヘッドマーク製作申し込みチラシ。
ヘッドマークは運行後、申込者に引き渡される。

直径約50センチの円形ヘッドマーク。
(写真は園田・姫路競馬で実況をしている竹之上アナ実況20周年記念ヘッドマーク)

写真の他にもお子さんの写真をそのままヘッドマークにしたり、CD発売の告知をしたりと多種多彩。

貝塚駅改札前の階段にもオリジナルヘッドマーク広告が目に留まる。