~鉄・路をゆく第18回~叡山電鉄本線・鞍馬線
49 Photos叡山電鉄は、京都市左京区の京阪電鉄と接続する出町柳駅と八瀬比叡山口駅の5.6キロメートルからなる叡山本線と、宝ヶ池駅と鞍馬駅間8.8キロメートルの鞍馬線の2路線からなる鉄道。比叡山や鞍馬・貴船方面への観光客輸送の足として、そして沿線に点在する高校・大学へのアクセス路線として利用されている。また、多くの観光客が訪れる秋の行楽シーズン(11月中)は紅葉ダイヤが設定され対応している。また乗車券のみで乗車できる「きらら」や「ひえい」の観光列車は人気を博している。
~鉄・路をゆく第18回~叡山電鉄本線・鞍馬線
49 Photos叡山電鉄は、京都市左京区の京阪電鉄と接続する出町柳駅と八瀬比叡山口駅の5.6キロメートルからなる叡山本線と、宝ヶ池駅と鞍馬駅間8.8キロメートルの鞍馬線の2路線からなる鉄道。比叡山や鞍馬・貴船方面への観光客輸送の足として、そして沿線に点在する高校・大学へのアクセス路線として利用されている。また、多くの観光客が訪れる秋の行楽シーズン(11月中)は紅葉ダイヤが設定され対応している。また乗車券のみで乗車できる「きらら」や「ひえい」の観光列車は人気を博している。
叡山電鉄路線図。緑が叡山本線、赤が鞍馬線
起点となる叡山電鉄出町柳駅。左手から地下に進むと京阪電鉄出町柳駅へ
駅前すぐには高野川と賀茂川が合流する鴨川デルタが見られる。多くの映画やアニメの舞台に登場し、またパワースポットとしても有名
出町柳駅は4面3線ホームから成る。行先別にホームが分かれている
叡山電鉄株式会社本社(左手ホーム裏)がある修学院駅
出町柳駅方面から修学院車庫を望む
修学院駅から出町柳駅方を望む。徐々に下って行っているのがわかる
修学院車庫で休む、700系732号車を改装した観光列車「ひえい」。2018年3月21デビュー。2018年度のグッドデザイン賞を受賞
900系展望列車「きらら」。左が1997年にデビューした第一編成で上半分メイプルレッド。右が1998年にデビューした第二編成で上半分メイプルオレンジの闘争となっているのが特徴
2人掛け座席の一部が窓と平行に配置されているのが特徴
反対側は1人掛け仕様
デオ800形電車802。鞍馬の雲珠桜をイメージしたピンクとコバルトブルー塗装
デオ810形電車812。柳をイメージした黄緑の塗装。
デオ710形711。1987(昭和62)年7月製造
デオ710形712。2016年3月から京都市左京消防署と共同で、消防車と救急車をイメージした塗装を施した「えいでんまとい号」として運行している
左右・前後異なる塗装をしているのも面白い
デオ720形724。1998(昭和63)年7月製造。
ノスタルジック731。2015年9月から叡山本線開業90周年を記念して、731号車の内外装を開業時に使用れていたデナ1形車両を模したものに改装して走っている
宝ヶ池駅。この駅で八瀬方面と鞍馬方面に分岐する。
出町柳駅方面から来た鞍馬方面へ向かう列車は右側へ分岐する
叡山本線終点の八瀬比叡山口駅。比叡山へはケーブルカーに乗り換える。また大原方面へのバスにも乗り換えることができる
ヨーロッパや北アメリカなどの巨大駅で見られるドーム状の屋根トレインシェードが見られるが特徴
八瀬比叡山口駅は開業以来、「八瀬」→「八瀬遊園」→「八瀬比叡山口」と3度駅名が変わっている
駅前すぐの高野川に架かる橋から眺める紅葉
ここからは鞍馬線へ。市原~二ノ瀬間のもみじのトンネル。
紅葉期間はこの区間の速度を落とし、また夜間はライトアップされた紅葉が楽しめる。今年は11月27日で終了
列車行き違い設備がある二ノ瀬駅。紅葉ダイヤではほぼ列車行き違いが行われている
貴船口駅。ホーム前の紅葉が美しい
改札下から眺めたホーム前の紅葉
改札を抜け階段を下ると、貴船行のバスに乗り換えることができる。または貴船神社まで徒歩で約2キロ
貴船口駅近くに建つ貴船神社大鳥居
貴船口駅から鞍馬駅方面を望む。9月の台風21号で倒木による架線設備に被害が出たが、10月27日復旧再開
貴船口駅下に広がる紅葉
鞍馬線の終着である鞍馬駅
鞍馬駅舎内
鞍馬駅横に置かれている、以前この地で走っていた京都電燈デナ21形電車の先頭部と動輪
巨大な鞍馬天狗がお出迎え。鞍馬天狗は、鞍馬山の奥の僧正が谷に住むと伝えられる大天狗(Wikipediaより)
ホームでも鞍馬天狗がお出迎え
鞍馬駅から歩いて2分ほどで到着する鞍馬寺山門
土産物屋が軒を連ねる山門前。右が鞍馬寺、左が鞍馬駅
1番線ホーム前には展望列車きららが1998年にローレル賞受賞を記念し植えられた月桂樹が見られる