鉄・路をゆく第36回~山深き秘境駅・JR土讃線坪尻駅
21 Photos坪尻駅は、徳島県三好市池田にあるJR四国土讃線の駅である。四国では2駅しかないスイッチバック駅の一つ。周りは山林に覆われ、川沿いの谷に駅があるため、この駅を利用するためには、徒歩で20分ほど山道を下らなくてはならない。
当初は1929(昭和4)年4月に坪尻信号所として設置されたが、1950(昭和25年)1月10日に坪尻駅として開業。その後の1970(昭和45)年には無人駅となった。現在高松方面への上りは1日4本、高知方面への下りは1日3本が坪尻駅に停車する。1日平均利用客は1人を下回るともいわれている。
現在阿波池田発7時57分発の琴平行普通列車のみ坪尻駅で14分間停車するので、乗務員の了承を得てからホームや駅舎内、駅周辺の散策を楽しむことができる。
鉄・路をゆく第36回~山深き秘境駅・JR土讃線坪尻駅
21 Photos坪尻駅は、徳島県三好市池田にあるJR四国土讃線の駅である。四国では2駅しかないスイッチバック駅の一つ。周りは山林に覆われ、川沿いの谷に駅があるため、この駅を利用するためには、徒歩で20分ほど山道を下らなくてはならない。
当初は1929(昭和4)年4月に坪尻信号所として設置されたが、1950(昭和25年)1月10日に坪尻駅として開業。その後の1970(昭和45)年には無人駅となった。現在高松方面への上りは1日4本、高知方面への下りは1日3本が坪尻駅に停車する。1日平均利用客は1人を下回るともいわれている。
現在阿波池田発7時57分発の琴平行普通列車のみ坪尻駅で14分間停車するので、乗務員の了承を得てからホームや駅舎内、駅周辺の散策を楽しむことができる。
周りを山林に囲まれた坪尻駅の駅舎
駅舎を出るとまず目に飛び込む「マムシに注意」の看板。右奥の山道を30分程登っていくと国道32号に出る
木で制作された秘境の駅坪尻駅の駅名板
坪尻駅の時刻表。現在高松・琴平方面への上りは1日4本、高知・阿波池田方面への下りは1日3本停車する。また不定期観光列車「四国まんなか千年ものがたり」号は、上下とも約10分間停車するので散策が可能(坪尻駅での乗降は不可)
周りを山林に覆われ、人の気配がなく車の音も聞こえないまさに秘境駅の坪尻駅
駅舎前に置かれたまっすぐ座れないラブラブベンチ
駅舎内に所狭しと張られた坪尻駅情報。「テント張りはやめてください」の注意書きが目を引く
坪尻駅フォトギャラリーも
坪尻駅の駅スタンプ。初代は誰かが持ち去り、遠く離れた青森県の津軽線中沢駅で発見され、もとのこの地に戻ったが再度持ち去られた。現在ある駅スタンプは2つ目のものである
高松・琴平側のホーム先端は行き止まり。右手は本線
坪尻駅の特徴の一つであるスイッチバック式構造。阿波池田駅方面からは本線から左に入り停車する
運転士が移動し坪尻駅を出た列車は逆方向に進み、本線をまたいだ引き込み線へ
引き込み線に停車する列車。右側が本線
ここで再度運転士が移動し、本線に入り琴平へ向かう
駅舎を出て左手に進むと、市道と集落に向かう手動でポールを上げ下げする踏切が設置されている
通過する特急列車の予定時刻表が設置されている。アンパンマンのマークがあるのはアンパンマン列車
アンパンマン列車とはキャラを全面にラッピング塗装され、車内にもアンパンマン席が設けられたた列車(2020年3月撮影)
本線を時速100キロで下る2000系気動車南風・しまんと号
本線を時速100キロで下る2000系気動車南風・しまんと号。
南風号としまんと号の一部列車に使用されているこの2000系気動車は、世界初の振り子式(カーブを高速で通過するため車体を傾ける構造)気動車として登場したが、新型気動車との入れ替えの為に3月のダイヤ改正で高知から北の土讃線から姿を消すこととなった
25パーミルの勾配を車体を傾けながら時速100キロで駆け上がる、2000系気動車の高松行しまんと号